ji-pankun

メジロマックイーン

just a 記憶

2021/11/13

 金曜、しばらく行ってなかった近所のお店に行き、土曜日に開催される大型イベントについて店主と話した。当日の夜仕事が少しあるのと、ここ1ヶ月ほど、人と会ったり話したり、騒ぐ場所へ行くのが気が向かなかったのもあって行く気はなかったものの、店主は、「そりゃ仕事切り上げて行くしかないっしょ」と言われた(ような気がした)ため、当日チケットを買い行く。興味のあるアーティストを何組か観て、店主に言われた通りちゃっちゃーと仕事を済ませ、トリの、見たかったアーティストにギリギリ間に合う。開演までのあいだ、憧れのライターさんが会場にいるのを発見し勇気を出して声をかける。いきなりすみません○○さんですよね、ライブ楽しみですね、など少し会話をし、よく行ってるお店があってこの後行くので、もし飲み足りなかったりしたら来てください、と勢いで言ってみる。ぼちぼちライブも始まる。ライブはとてもとても素敵だった。もうずっと踊ってた。終演後予告通りそのお店で飲んでいたら、その方がなんと本当にお店に来てくれたのだ。わーマジで来てくれためちゃめちゃ嬉しい...と心の中で叫ぶ。1、2時間ほどいろんなことを話したり教えてもらったりした。いきなり話は飛ぶのだけど、好きな作家のエッセイに本を読むことの本質は、わかったつもりの錯覚でも良いし内容を忘れたっていいから、読んでいる最中に何かを感じることであって、内容を丸写しして情報を得ることでは全くない(意訳)、と書いてあってそれは、本の中には情報など存在せず、作家自身の感情・思想・ブルースのみがちりばめられており、それらがいつの間にか自分の血肉となっていく、、、という自分の仮説とも遠からずだなと思っていて、何が言いたいかというと、今日の夜に話したこともほとんどこの先忘れてしまうのだろうけど、この経験思い出が、これから未来の時間を生きる自分を形作っていく一つの要素になっていくのかも、こうやって人生の豊かさをたまに実感して生きていくのかも、と思った夜でした。個人的にかなり影響を受けた超大好きな人に久々に会えたのもあって、もしかすると今日あった良いこと全て、イベントに行くことを決意した昨日から始まっていたのかもしれねーです。