ji-pankun

メジロマックイーン

犬も食わない幸せな朝

2021/10/17

 金曜日、同期の子から連絡が入り夜ご飯を食べに行く。どうでもいい話をした後にその子の愚痴を聞く。できた人なので、普段は自分のことをあまり話さないのだが、この日は話が止まらず、ずっとこちらの目を見てひたすら話すので、ちゃんと聞く。仕事の愚痴というのは、仕事を真面目に取り組んでいるからこそ出るもので、不真面目な自分はその姿勢だけでえらいと思ってしまう。この日が彼女にとって息抜きとなればよかったけどな、と思いながら帰る。

 土曜日。シャワーを浴び、昼、仕事へ向かう。たかが2,3時間だけどちょっとだるい。実家に寄って犬と遊んで、映画館へ行く。DUNE 砂の惑星 を観る。よくわかんなかった...原作小説は6部まであるらしく、今回の映画化は1部の半分くらいまでらしい。長すぎるだろ。帰り際、一緒に見た子と感想を話しつつ、来週の登山の計画を少しする。その子は最近登山にはまっているらしく、たまたま話した時に誘ってくれて、連れて行ってくれることになった。初心者なので、3時間ほどで終わる低山を登る予定。前々から興味はあったけどなぜか自分が登る気は今まで湧いてこなかった。なんとなくけっこう楽しみ。

 日曜日。特に予定もない。朝起きて、だらーっとしてお昼。支度してラーメンを食べに行く。ラーメンと唐揚げを注文して、ラーメンが出てきたのが20分後くらいで、15分ほどで食べ終わってやっと唐揚げが出てきた。もういらねーと思いながら食べる。ちょっとぷんすかしながらお会計を済ませた後、唐揚げ遅くなってしまってすみません...と言われる。大丈夫ですよ、といって店を出る。この話はお店を貶めたいとかそういうことではまったくなく、この一連の中での、自分の心の動きを書きたかったのだけど、めんどくさくなったので事実だけを書いた。まあなんか、ほんのちょっとのひずみや言葉で、感情って揺れ動くなーってこのとき思ったのだ。その後、そんな感慨などどうでもよくなるくらい全身に倦怠感を感じ車の中で1時間ほど横になる。毒でも入れたんかい。