ji-pankun

メジロマックイーン

Everything happens to me

2021/10/27

 日記って事実を連ねていくのと、出来事に対する思いを綴るのとあるっすよねえ、自分は割と感情先行型で、読む分にもそっちの方が好きだと思っていたのだけど、どうだろう、人気なのはやはり事実先行型なのだろうか。ま、記憶をひたすら深掘りして忠実に細かく事実を浮かび上がらせていくことで生まれるヴァイブスは、たしかに強度が強そうな感じもする。だけどやっぱり読むうえでは、日記でさえもみんな情報を求めてんだろうか、、とどうでもいいことをぼんやり考える。日記の良さって、隙がある、ってのちょっとある気がする。

 先週の土曜日から思い出す。土曜日、午前中は何をしていたかまったく思い出せないけど、昼から仕事、仕事の食事会、終わって友達とご飯を食べに行ったりと結構タイトな感じに動いた。家に帰って早めに寝るつもりだったのだけど、ベッドに入って室伏広治の動画を見てしまったせいで2時半頃まで眠れず。

 日曜日。8時頃起きて洗濯を回す。スーパー晴れているので干すのも気持ちい。支度をして映画館へ。エリックロメールクレールの膝。10時20分の回。友人関係の男女が超近距離でイチャイチャしててすごい。そんだけ近いとなんか色々まずいやろ良くないやろ、と思いながら見てた。劇場にいたおっさんがポテチの袋かなんかを10分くらいずっとゴソゴソしててうるさかった。映画終わって、山登りに向かう、前にパン屋へ寄る。7種類くらい買って1500円くらいした。パン屋あんま行かないのではしゃいだ感じになって恥ずい。登山初めてだったので、頂上まで1時間くらいで行ける初心者向きの山へ連れてってもらう。格好は私服の中からそれっぽい感じのもので間に合わせた。鳥の鳴き声や風の音、土の匂いとか葉っぱの色の鮮やかさ等々、いろいろ感じられるかなと思っていたけど、実際登ってみるとそんな余裕はあんまりなく、結構辛い。ただ、嫌な辛さではない。寄り道したりで下山まで4時間強かかった。同じ動きをすることは連帯感を生むらしく、一緒に行った人とは普段よりちょっとエモーショナルな会話になった。身体のエネルギーと一緒に精神のエネルギーも放出しているような感じ。途中、股関節が痛くなったり太ももの前側がパンパンになったりする。どうやら歩き方や前傾姿勢であることから起こるものらしい。山登りには山登りの、日常を過ごす時とは違う、正しい姿勢や歩き方があるのが面白い。話はつながっているのかいないのか分からないが、室伏は筋肉ゴリゴリなのに俊敏性もやばい。獲物を狩るチーターの動きが美しいように、室伏の動きも、動物が潜在的にもつポテンシャルを感じて美しい。まあそんな感じで、今週も登山に行くのでそれまでには弱点である股関節のストレッチをし、最中は姿勢を意識して臨みたい。夕方暗くなった頃に家に帰り、思ったより疲れたのかそのまま朝まで眠る。思い返したら二人とも、頂上の景色ほとんど見てないし、写真も一枚も撮ってないのがちょっと面白かった。

 月・火と仕事で、今日水曜日は有休を取る。ひさびさ。最近はまじで、親しい人と以外コミュニケーションをする気力が湧かないので、一人で行動。午前中は洋服の片付けとか掃除とかをしてやっとギリギリましな部屋になった。デュークジョーダンのフライトトゥデンマークを聴く。お昼、思い立ち焼肉屋でランチ。超いっぱいお肉を食べた。ラジオを聴きながらぷらぷらドライブ。スペシャルウィークなのでゲスト出演のある番組が多い。マヂラブ、霜降り、三四郎のANNを聞く。どれも最高に面白かった。なかやまきんに君は奇跡のような存在だ。暗くなる前に家に帰りお風呂に入ったので夜が長い。遅筆なので、ひとつの日記を書くのに1時間はかかる...まあ楽しいしオッケー。