ji-pankun

メジロマックイーン

ごまおにぎり

少し前に富山に遊びに行った時、ラブバズというDJイベントにお邪魔した。洋邦問わず、ジャンルレスにインディミュージックが流れる、ゆったりとピースフルな空気が心地よくて、前半はまあまあ踊って、後半2時間ほどは割としっかり寝た。イベント中、DJをしている同い年の人と話もした。同年代なこともあったり、お互い共通する部分もあったりして、楽しく話せた(つもり。話を合わせてくれたのかも知れない)。その会話中、彼女が、「最近仕事が楽しくなってきて」と言っていたことが強く印象に残っている。「仕事が楽しい」と口にする人と出会うと、本当に心の底からその人を尊敬してしまう。ああ、この人はちゃんと真面目で、きちんと社会と向き合う、馴染むため努力をしているな、自分にないもの持ってるな、と思う。自分には圧倒的に「仕事を楽しむ」才能がない。というよりそもそも、楽しもうと思う気持ちすらない。それに加えてやる気や気力もほぼなく、かといって自分が楽をするため頭を使って仕事をする器用さも持ち合わせていないため、職場からしたらまあまあお荷物だろう、といつも思っている。なので、クラブで話をしたその女性に対しても、仕事は仕事で大変だろうけどきちんと真面目に取り組みつつ、プライベートもDJをしたりで楽しめているよくできた人だ...と、ちょっとしか話していないしほぼ知らないくせに勝手に尊敬している。今まで会ってきたしっかり者のみんな、本当に幸福であれ...と思う。15種類くらいの味が楽しめるふりかけセットとかお歳暮で送りたい。